日本大好き、昭和大好き。麦の子ブログ。

[昭和レトロ記事満載!!]生まれた日本、育った昭和の時代を見詰めた自分探しの旅へ。

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[昭和09年]星めぐりの旅、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」

宮沢賢治

人は、心変わりや苦しみを逃れるかのように北に向かうことがあります。
気持ちを高揚させるために、南へ向かう事があります(笑)
北、南、方向は違えど、人は何かを求めて、
この地という現実から離れようとするモノです。


ある男が、26歳の時、大切に大事に思っていた妹の死に直面します。
男にとって、大きな衝撃だったのでしょう。男は北へ向かいます。
北の果てが、天に近い場所だと思ったのでしょうか?
亡くなった妹の名は「とし」。男の名は「賢治」。宮沢賢治です。

恐怖や不安を心から解き放ち、安らぎを星空に求めた賢治でした。
人にとって、安心・安らぎって何でしょうね?

彼はその後、「銀河鉄道の夜」を綴ります。
初稿は1924年(大正13年)頃。賢治の死の翌年1934年(昭和9年)に発刊。
推敲が繰り返されたこの作品は、最終形を持たぬ未完の刊行でした。

…誰もいない暗い丘に寝転んで星を見上げた。その時ジョバンニは、
…銀河ステーション、銀河ステーションと云う不思議な声を聞いた。
…気が付くと彼は夜の軽便鉄道の車室に、窓から外を見ながら座っていたのだ。
…そして前の席には青ざめた顔をしたカムパネルラが乗っていた。
…不思議に思いながらもカムパネルラとの旅に胸を躍らせるジョバンニ。
…二人の幻想の旅が始まる。

作品に登場するジョバンニとカムパネルラは、銀河鉄道に乗ります。
ジョバンニは賢治。カムパネルラは妹のとし…。
「ほんとうの幸」を求めて旅する物語が、銀河鉄道の夜です。



私は、夜空を見るのが好きです。若い頃から、仕事も遅く…
今に至っても、深夜帰りが続くことがあります。
仕事が終わり、自動販売機で缶珈琲を買います。
宮沢賢治の「星めぐりの歌」を思いながら、見上げた夜空は、本当に綺麗なんです。

…あかいめだまの さそり
…ひろげた鷲の  つばさ
…あをいめだまの 小いぬ、
…ひかりのへびの とぐろ。

…オリオンは高く うたひ
…つゆとしもとを おとす、
…アンドロメダの くもは
…さかなのくちの かたち。

…大ぐまのあしを きたに
…五つのばした  ところ。
…小熊のひたいの うへは
…そらのめぐりの めあて。

昔からずっと、相も変わらず、夜空を見上げると、星空です。
時々、意地悪な雲が覆って見えない時もありますが…(汗)
星は、いつも空の上にありました。

いつもいつも…を感じられること。
これが安心…安らぎなのかもしれません。


現実の何かから逃れたい時…ちょっと疲れてほっと癒されたい時…
満天の夜空を見上げてみよう~きっと、どこからともなく…

「銀河ステーション、銀河ステーション」と不思議な声が、聞こえてきて…

未完だった「銀河鉄道の旅」の続きを
夜空を見上げた人の数だけ、語ってくれるような気がします。

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| 明治・大正・戦前の時代 | 12:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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