日本大好き、昭和大好き。麦の子ブログ。

[昭和レトロ記事満載!!]生まれた日本、育った昭和の時代を見詰めた自分探しの旅へ。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
fujisan.co.jpへ  ●にほんブログ村 BLOGランキングに参加しています。
 ●人気ブログランキングに参加しています。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

[昭和59年]ロサンゼルス・オリンピック、柔道で山下泰裕、金メダル。

山下泰裕ロサンゼルス

道を極めようとする者の「極み」とは何でしょう?
「柔の道」における極みは、まさしく「一本!!」
投げた方は勝利を確信し、投げられた方は、負けを確信する…「一本」と言う勝利は、
日本生まれの武術であるが故に、日本人として拘って見てしまう勝ち方ですね。

その一本に拘り、試合中の負傷にも関わらず、金メダルを取った男が居ました。
1984年(昭和59年)7月。アメリカのロサンゼルスで開催された
オリンピック種目「柔道無差別級」の山下泰裕さんです。

彼には当時、世界に敵はいませんでした。
対外国人に対して、3引き分けを含む110連勝。
8年間で通算203連勝を達成し、無敗のまま現役生活を終えた、まさに怪物(笑)
道を極めようとする者にとって、最強の姿も「極み」ですね。

表彰台のてっぺんに登り、国歌「君が代」を聞かせてくれると誰もが思っていました。
私も、どこか余裕で、勝利を確信しながら、試合を見ていたのを覚えています。

1回戦、コーリー(セネガル)を、試合開始27秒、大内返しで瞬殺。最先の良いスタート。
2回戦、シュナーベル(西ドイツ)戦も、優勢に試合を進めます。送り襟絞めで勝利。
おやおや…山下選手の様子が何やらおかしい…
右足を引きずる様子に、どよめきが起こります。
準決勝、コロンボ(フランス)戦。なんと、2回戦のシュナーベル戦で、
右足ふくらはぎを負傷し、この試合から、テレビから目が離せなくなりましたね。
軸足の肉離れの影響で、開始30秒で大外刈りによる効果を取られます。
も…もしかして…もしかして、負けちゃう~と、手に汗が滲んできます。
その後、守りに入ったコロンボ選手の隙を見て、大内刈り!!
空かさず、横四方固め!!を繰り出し、合わせ技で逆転勝利~!!



続くは決勝戦。140キロの巨漢、モハメド・ラシュワン(エジプト)です。
山下選手は、その時、「勝利し、表彰台の中央で観客に手を振る自分」と、
「負けてタオルを被り泣く自分」を想像したと言います。

スポーツの「柔道」であるなら、ここで棄権をするのも有りでしょう。
棄権して、銀メダルとなっても、メダリストには変わりがありません。
しかし、柔道は「柔の道」。自分がどんなに不利になろうと、
敵を目の前にし棄権することなく、戦う姿に
「柔道選手」ではなく、「柔道家」の姿を見ましたね。

「柔道で一番大切なのは闘争心」と、自分の心を鼓舞した戦いは、
1分5秒、横四方固めが決まり、ラシュワン選手から一本を取ります。
後にこの試合で、ラシュワン選手が山下選手の痛めた足を攻めなかった事から、
国際フェアプレー賞を獲得し、美談としても有名になりましたね。

しかし、しかしですよ(汗)ラシュワン選手が美談通り、足を攻めていないなら、
山下選手の勝利は希薄なものになってしまいますよ~(汗)
スポーツにフェアプレイは似合いますが、「柔の道」は真剣勝負。
相手の弱みを攻撃してでも勝つのが、道のような気がします。

後日、山下選手は「ケガした右足を気遣って、
右の技をかけなかったというのは事実ではないと語っています。

日頃、試合で喜怒哀楽を表したことのない山下選手が、この試合の勝利ばかりは…
両手を力強く突き上げ、畳から立ち上がるオーバーアクションを見せました。
一本に拘り、無敗で最強を誇った男が、
最大の敵…「自分」に勝利した瞬間だったのかもしれません。。

それもまた「極み」。感極まって、流した涙が忘れられません。
関連記事
スポンサーサイト
fujisan.co.jpへ  ●にほんブログ村 BLOGランキングに参加しています。
 ●人気ブログランキングに参加しています。

| 1984年(昭和59年) | 16:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kittomuginoko.blog.fc2.com/tb.php/52-2dca4acb

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。