[昭和59年]スティーブ・ジョブズのMacintosh 128K発売。

スティーブジョブズ

家の物置には、昔懐かしいパソコンが数台あります。
スイッチさえ入らない電化製品やパソコンと言うのは、
持ち続けてもアンティークな価値はありませんよね。
粗大塵と化したパソコンですが、思い出が詰まっているだけに
なかなか捨てられないのが現状です(汗)

もし、アンティークと呼べる風格があるパソコンを選ぶとすれば、
MAC…いやマッキントッシュ(Macintosh)と呼ぶ方が正しいでしょう(笑)
1984年(昭和59年)1月。Macintosh 128K発売。CPUはMC68000 8MHz。
若き日のスティーブ・ジョブズが率いる、アップが手がけたこの一台は、
その後のPCの流れを決めました。


80年代半ば。テキストを相互に関連づける
ハイパーテキスト(hypertext)が生まれました。
静的な文章(テキスト・文字列)を動的インターフェースで結ぶこの考え方を
やがてマッキントッシュは、ハイパーカード(HyperCard)に昇華させます。。
1枚のカードの上にはテキストや画像が配置されています。
別のカードと別カードを繋ぐのは、リンクと言う名のボタンです。

プログラムを直接記述する事無く、簡単なアプリケーションを作ることができ、
今で言うマルチメディアオーサリングツールとして、大成功を収めました。
当時、このハイパーカードのマッキントッシュが欲しかったですねぇ~(笑)

2011年10月、スティーブ・ジョブズは、56歳の若さでこの世を去ります。
2005年6月、スタンフォード大学の卒業式で、
こんなジョブズのスピーチが残されています。

…未来に先回りして、点と点を繋ぐ事はできない。
…君たちができるのは、過去を振り返って繋げることだけなんだ。
…だからいつか、何らかのカタチで点と点が繋がることを信じなければならない。
…自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいいから、とにかく信じるのです。
…歩む道のどこかで、点と点が繋がると信じれば、
…自信を持って、思うままに生きることができます。
…たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。

カードとカードがリンクするように…
人は、繋がりによって、新たな道を見つけ出すものです。


Macintosh 128K発売後、ハイパーテキストは、World Wide Webへ進化しました。
通称WWW。いわゆるインターネット上のハイパーテキストシステムですね。

テレビで、お宝探偵団の先生も言っていました。
学術的なモノや歴史的背景の持つモノには価値がある-と。
マッキントッシュは、アンティークと呼ぶにふさわしい世界に冠たる名機でしょう。
現在、入手困難。状態が良くて、6~7万ってトコでしょうか?
この値段は高い?安い?

それと、ウェブ上のリンクというのは、古くて、良質なモノほど、
自分のページランクが、上がる性質を持っています。
人もまた、繋がる人間関係によって、自分の価値は上がるものです。

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