category: 1970年(昭和45年)  1/1

[昭和45年]日本人の心の琴線に触れるメロディー「京都慕情」

ゲコゲコと大合唱していた田植えの時期を過ぎ、実った稲穂を刈り取る季節になると、リーンリーンと、涼しげな音を奏で始めます。若い頃は、気付かずにいた虫の音を、歳を取ると妙に敏感に感じるものですね。昔、虫の音を理解する美的感覚を持った民族を日本人だ!!と語った文人がいました。あの怪談「耳無芳一」で有名な小泉八雲です。日本人の心を知り尽くしたかのような、この一言を発した彼は、実は、ギリシア生まれのイギリス人でした。名をパト...

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[昭和45年]パーソナリティ・城達也の「JET STREAM」

中学校の修学旅行で、初めてその白い巨体を見ました。尾翼にペイントされた赤い鶴のマークが、「世界」へ繋がる扉に見えたのを覚えています。ボーイング747。「ジャンボジェット」の愛称で呼ばれたその機体は、1970年に就航したばかりの最新鋭旅客機です。ミニチュア・プラモデル・おもちゃ…飛行機と言えば「ジャンボ」と言うぐらい当時の子供達にとっては、頭がぷっくり膨らんだあの飛行機に愛着と憧れを持っていたんじゃないでしょうか?GHQによる...

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[昭和45年]チャールズ・ブロンソン男の領域、マンダム。

この時代、無骨な男は、我を通しすぎて失敗する事が多いですね。自分の信念を曲げられないばかりに、相手の意見を受け入れられません。無骨を辞典で調べれば「洗練されていないこと。無作法なこと。」更には、「役に立たないこと。才のないこと。」とまで、書いてあります(汗)無骨者は、世間一般からは悪いイメージしか無いようです。しかしその昔、「人間無骨」の異名を持つ十文字槍で、天下の織田信長から寵愛を受けた武将がいました。戦場で「鬼武蔵」と...

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