[昭和46年]青春は、汗と涙と友情と…森田健作「おれは男だ!!」

俺は男だ

平成の世を暮らしていると、昭和という時代は、私にとっては青春そのものです。
しかし、厳密に青春って何歳からでしょうか?
素朴な疑問が浮かんできます。

中国の故事によれば、人生を季節と色で区分しています。
人生を80年とすれば
玄冬(幼年期)の時代は、20歳まで
青春(青年期)の時代は、21歳~40歳。
朱夏(壮年期)の時代は、41歳~60歳。
白秋(老年期)の時代は、61歳~80歳までと言った感じでしょう。

故事的に言えば、青春は成人式を迎えてからとなります。
でも、青春時代って、もう少し早くから始まってると思いませんか?


それを教えてくれたのは、1本のドラマでしたね。
夏木陽介や竜雷太主演で人気となった日本テレビの青春ドラマシリーズとして、
1971年(昭和46年)2月から放送を開始した、森田健作主演の「おれは男だ!!」です。
当時、私はまだ小学5年。青春の「せ」の字も感じることのない子供です(笑)

共学になったばかりの名門女子校だった青葉高校に
森田健作が演じる主人公・小林弘二が転校してきます。
男子生徒は少なく、女子生徒が主導権を握る高校で、
「ウーマンリブ」の打倒を掲げ、男子生徒を集めて剣道部を作ります。
戦う「ウーマンリブ」のリーダーは、ご存じ、吉川君~!!(笑)



コミカルさを交えながらも、汗・涙・怒り・友情…をドラマの中から知りましたね。
高校になれば、あんな青春時代がやってくるとさえ思いました。
途中から転校してきた志垣太郎演じる西条は、
颯爽とジープを乗り廻し、浜辺でトランペットを吹きます。
おいおい…これも青春かぁ~(笑)ジープに乗るって…あはは。
無茶も青春の特権かもしれません(笑)

「おれは男だ!!」は、日曜の8時からの放送でした。
観終われば、9時。楽しかった休日は終わりです。
小学生の私は、登校の準備をして就寝タイム。
楽しい時間を過ごした後に訪れる、
寂しさもまた、青春でしょう?


ともかくも、「おれは男だ!!」は、大ヒット。森田健作は、青春スターになりました。
初めて買ったLPレコードは、なんと森田健作なんですよ(笑)
熱を上げるのもまた青春??

そして、「おれは男だ!!」の後番組は、あの村野武範主演の「飛び出せ!青春」です。
これまた大ヒットです。
大ヒット大ヒットと続いた後を受け、満を持して放送したのが、
森田健作・石橋正次の2大青春スター主演の「おこれ!男だ」~~~~!!

あはは(汗)…おこれって…
なんと言いますか?このドラマは不調に終わりましたね(泣)

青春とは…失敗も付きものだと知りましたよ。

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